「お母さんの梅干しづくり」の思ひで…

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今日は赤い色が美しい,赤しそ入りの梅干しを作りました.
 

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f:id:osanpowanko:20140227173908p:plain 材料

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f:id:osanpowanko:20140227173908p:plain 作り方 

~梅の準備~
(1)大き目の容器に入れ,水を入れ1時間くらい漬けておく.
(2)ザルにあけ,なり口を竹串で取って,ひとつひとつ丁寧にキッチンペーパーで拭く.
(3)消毒をした保存容器に,梅と塩を交互に入れ,落し蓋(なければ平らな皿で代用可)をし,梅の1~1.5倍の重しを置き蓋をして涼しいところで保存.
(4)(1~2日後)梅から水分が出て来て水が梅の上の方まで上がってきたら,(下準備を終えた)赤シソを加え,載せていた重しを半分の重さまで減らす.


~赤シソの下準備~
赤シソを梅と合わせるのは,少し先の工程ですが…その時に,いい状態の赤シソを売っているかわからないので,塩もみをして梅酢に付け,保存袋に入れて冷蔵庫で保存しておきます.
赤シソを扱うと,指先に色が残る場合があります.気になる人は,調理用手袋をつけてください.

(1)赤シソを洗う.
(2)軸の葉元か摘み取る.もう一度,洗いザルなどに上げてしっかりと水気を取る(パサパサに乾燥させなくて大丈夫です).汚れがひどい場合は,2-3回繰り返して洗ってください.
(3)大き目の入れ物にシソの葉と塩(30g)を入れ,もみ込みます.葉をギュギュっと握るようにもむと,アクが出てきます.
(4)絞って,アクを捨て,葉をほぐす.もう一度,塩を加えてもみ込む.さらに絞って,アクを捨てる.
(5)保存袋にシソの葉を入れ,梅酢を加え,空気を抜くようにしっかりと袋の口を閉じ,冷蔵庫で保存.

 

~梅を干す~

7月半ばから末にかけて(梅雨が長引いたときは8月に入ってからでも)
晴れの日が続く期間に,3日間,干します.

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梅をザルに出して,太陽のもとに干す.途中で、一度、上下を返してください.
シソは(食品用手袋などをした清潔な手で)絞って,ザルに広げて干します.
午前中に干し始めて,夕方に室内へしまいます.これを3日間...

(漬けていた)梅酢はシソと分けて,ビン(や樽のままでも)に入れ,日光に当てます.


干し終わった梅干しは,
梅酢に戻すorそのまま清潔な容器に梅だけを保存
のどちらか好きな方法を選べます.
シソは“ゆかり”としてパスタやふりかけに♪

 

f:id:osanpowanko:20140227173908p:plain メモ

ホワイトリカーを使って,保存容器や使う用具をしっかりと消毒してください.

黄色く熟した梅とはこんな感じ.写真,左側です.

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お店で売っているときは青梅(写真右側)でも,数日間経つと,黄色くなってきます.いい香りもしてきます.暖かいと熟するのが早いので,気を付けてください.青梅を使って,カリカリ梅を作ることができます(「青梅のカリカリ梅」の思ひで…

シソもみの工程.

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こんな風にシソから水分と灰汁が出るので捨ててください.

 

干す工程を終え,出来上がった梅はこんな感じに...

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つぎは何を食べようかなぁ...

 


【参考ホームページ・参照文献】