【更新日:2017年11月】
今日はドイツ,オーストリア料理「カルトッフェル・クヌーデル(ジャガイモ団子)」を作ってみました.片栗粉を使って作るジャガイモ団子(「ジャガイモ団子~片栗粉~」の思ひで…を参照)もあります.
材料
4人分くらいできます.
作り方
(1)ジャガイモの半量は皮をむき一口大に切って湯がく.残りのジャガイモは皮をむいてすりおろし,ザルで水気を切る.
(2)湯がいたジャガイモの湯を切りつぶして,すりおろして水を切った生のジャガイモと混ぜる.小麦粉,卵,塩(一つまみくらい)を加える.
(3)ジャガイモの生地でクルトンを包み,沸騰した塩水で湯がく.浮き上がってきたら,お皿にとり,盛り付ける.
メモ
今回の分量,作り方では,生地の水分が多く(べとべとした感じで)団子状に丸めるのは大変です.小麦粉をたくさん手に付けて丸めるか,形にこだわらず,生地をつまんで湯に落とすといった感じで作ります.
すりおろしたジャガイモはザルで水気をきるだけではなく,布で包み絞る...といったひと手間を加えることで生地の硬さが変わると思います.
片栗粉で作ったクヌーデルとは異なり,ジャガイモの味をより感じるクヌーデルとなりました.
今回のクヌーデルはクルトン入り.
...無くてもいいと思いました.スープで煮込み柔らかくしたクルトンを入れたら美味しいのかもしれません.
Kartoffelknödel
ジャガイモの消費が多いドイツでは,ポテトフライやマッシュポテト,ポテトパンケーキなどジャガイモを使った料理がよく食べられています.ジャガイモ団子もそのひとつ.手軽に食べられるようにインスタント食品としても販売されています.
手軽に食べることのできるジャガイモ団子です.乾燥したイモの粉から作るジャガイモ団子は,独特のにおいがして...あまり好きにはなれませんでした.
写真はマギーですが…ジャガイモのインスタント食品販売で有名なのはドイツのPfanni.契約農家から仕入れたジャガイモを使って,団子やピューレ,ニョッキなどを製造しています.スーパーマーケットの棚でよく見かける商品です.Pfanni製品は100%ドイツ産ジャガイモなのだとか.
チーズやキノコといったフィリング入りのジャガイモ団子も販売しています.こちらは湯がくだけで食べられるので,より手軽なジャガイモ団子です.味付きの製品は美味しいかもしれません♪
つぎは何を食べようかなぁ...
Buchverlag für die Frau(2015)「Sachsen kulinarisch」(ISBN 978-3-89798-061-7).