【更新日:2017年11月】
今日はドイツ,オーストリア料理「カルトッフェル・クヌーデル(ジャガイモ団子)」を作ってみました.
材料
片栗粉と牛乳は硬さを調節しながら加えました.今回は片栗粉100g,牛乳180ml程使用しました. 4人分くらいできます.
作り方
(1)皮をむいて一口大に切ったジャガイモを柔らかくなるまで茹でる.
(2)牛乳を温め,ナツメグと塩を加えておく.
(3)ジャガイモの水分を切ってつぶし,片栗粉と牛乳を加えながら少し粘り気が出るまで混ぜる.
(4)片栗粉を手に付けながら団子状に丸める(ピンポン玉くらいの大きさ).
(5)沸騰した湯に塩を加え団子を茹でる.浮いてきたら,皿にとる.
(ザルに取り上げてしまうとくっつく可能性があります.くっつきを防止するためにオリーブオイルやバターをかけておいても良いかもしれません)
メモ
片栗粉を使用し,手軽に作れるジャガイモ団子.モッチモチのお団子になります.ナツメグと牛乳の相性がとても良く,ミルクの優しい甘さを感じるクヌーデルです.ナツメグは少し香りがする程度(ビン入りだったら二振りくらい)がお勧めです.
今回はフィリングなしなので,グーラッシュの付け合わせとしても最適です.
ベーコンや玉ねぎのフィリング,クルトンを詰めたクヌーデルもあります.また,ジャガイモに小麦粉や卵を加えて作るクヌーデルもあります.
Semmelknödel
オーストリアではジャガイモの代わりに硬くなったパンを使って団子を作ることが多いようです.ゼンメルクヌーデルと呼ばれています.
写真はオーストリアのインスブルック(Innsbruck)で食べたクヌーデル.チーズやホウレン草が練りこまれたパン団子(Semmelknödel)は“付け合わせ”ではなく“メイン”として楽しめる味とボリュームです.
つぎは何を食べようかなぁ...
Kompass Karten(2013)「オーストリアの名物料理」(ISBN 978-3-85026-154-8).